ふたごはたいてい区別がつかない

小学2年生の頃、好きな子をふたごの子と間違えた苦い思い出

漢字との付き合い方

今となっては苦手意識などないが,小学生の頃は漢字がとても苦手で全然書けなかった.字も乱雑で,おまけにひらがなで書くのでとても読みにくかったと思う.そんな2年生の夏前の三者面談の際,あまりの漢字の書けなさを指摘された.

振り返ってみると,普段勉強に口を出さない母が唯一無理やり僕に勉強をさせたのがこのときだった.読み書きができないことは生活に影響があるという思いからだろう.文字通りしばかれながら漢字の練習をさせられた.そのおかげで,完璧とはいかないが,当時習っていた範囲の漢字はある程度かけるようになった.

それ以降は,漢字はやらないといけないという意識が芽生えるようになった.ある程度しっかり練習するようになり,小学3年生のころ漢字50問100点満点のテストで満点を取った.母は喜んでくれたが,実はこの100点には裏がある.「洋ふく」の「服」という漢字を書かせる問題だったが,分からなかったので「洋」と書いたら教師のミスでマルになった.本当は98点の100点の思い出だ.それ以降小学校の漢字テストで100点は取れなかった.小学生の頃の心残りだ.

ところで,おととし機会があり漢字検定2級を受けた.漢検2級の合格目安は200点満点中160点以上だ.忙しい時期だったが,合格を目指し160点は超えようと思って勉強をした.結果は合格であったが,160点には1問分届かなかった.

漢字のように際限がないもののテストは完璧に届かないくらいのほうが良いのかもしれない.今後も漢字とは1問分の間を空けて付き合っていこうと思う.